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武蔵丘同窓会
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ごあいさつ

同窓会会長 北村輝男(高校22回生)


一年を振り返って


 武蔵丘同窓生の皆様、いかがお過ごしでしょうか。同窓会会長を仰せつかって2年が経過しました。この間皆様から数々のご意見を頂戴しておりますが、ご満足頂けているか不安なところもあります。会員の声を実現していく幹事会につきましては年間8回開催しておりますが、出席する幹事の人数が少なく苦慮しております。また、本誌「役員等一覧」をご覧になるとお判りになると思いますが、3名の幹事がいない期があります。昨年この場をお借りしてお願いしておりますが、是非ともその空席を埋め、同期の間の連絡をしっかり取って頂きたいと考えております。
 同窓会は、「卒業30年目」を迎える皆さんに交友の場を提供、後押しするべく、同窓会懇親会と同時開催の同期会のお手伝いをしております。一昨年の37回生、昨年の38回生に続いて、今年は39回生の同期会の準備が進められております。
 昨年は新しい企画として東京校歌祭に参加いたしました。「校歌(♪風のささやき)」と「亜麻色の髪の乙女」を混声合唱で高らかに歌いました。取り組み当初の参加者は同窓会幹事数名でしたが、地道な声掛けと武高祭等でのPRにより、最終的には、武陵会・旧職員の方々に加え現役生徒までも参加した「オール武蔵丘」での成功となりました。本年も参加いたしますので皆さんお誘い合わせの上、是非参加して頂きたいと思っております。
 今年から校舎外壁の改修工事が始まります。今年はC・D棟、来年はA・B棟の予定です。校舎は既に建築後50年近くになりますので、より良い環境で在校生に高校生活をエンジョイしてもらい、また、入学希望の中学生に対してもキレイな学校をアピールしてもらいたいと思います。
 さて、武蔵丘高校は今年69回目の卒業式を挙行し、これまでに2万5千人近い卒業生を送り出しております。卒業生の皆さんはそれぞれの分野でご活躍されておりますが、この会報に寄せられている掲載記事を見ても窺えますように、同窓会・同期会・OBOG会・各分科会の縦横のネットワークを通して、更に活動範囲を広げて頂きたいと考えております。
 同窓会、同期会に関する相談については、週2日同窓会室に常駐している事務局員にお問い合わせ下さい。また、メール等で相談もできますのでお気軽にお願いいたします。
 本年も事業計画に基づいて活動していきますが、常に同窓会員相互の親睦を図り、母校の発展に寄与して参りますので、ご協力ご支援を賜りたくよろしくお願いいたします。

 

武蔵丘高等学校校長 石井 茂光


友人とは、クラスの団結とは


 みなさんは、中国の政治家・革命家であり、初代中華民国臨時大総統となり、中華民国では国父と呼ばれる孫文という人をご存知でしょうか。この人は、「友人に裏切ってまで利益を望むものは、たとえ欲するものを手に入れたとしても、その物質上の利益は、決して精神上の喪失を補うには足りない。」という言葉を残しています。
 武蔵丘の数ある素晴らしさの一つに、一生にわたって付き合うことが出来る友人を得られることがあります。学校生活の三年間の中で部活動に行事にと、様々な機会を通してたくさんの友人が出来ることでしょう。
 友人はとても大事なものです。何でも認めてくれる友人はとてもうれしいものです。しかし、友人は場合によって善となりますが、その逆にもなりうるのです。つきあえばつきあうほど自分が高まっていく場合もありますが、いつの間にか居心地のよい友人の中で自分が駄目になっていく場合もあります。
 クラスも同じようなことが言えます。お互いを高めあっていく集団を作る場合もあれば、お互いの傷をなめあって自己満足で終わってしまう場合もあります。時には言いにくいことも言ってあげることは大変重要です。まとまるといっても、それはみんなが集まることやみんなが同じになることではないのです。そんな見かけだけの団結はすぐに壊れてしまうでしょう。本当の団結とは、同じ目的に向かってそれぞれが自分自身の立場で真剣に努力していく時に、初めて生まれてくるのだと思います。そう自覚した人たちが集まって初めて本当の団結を生むのです。みんながまとまることと自立することとは、全く矛盾しないのです。団結することと「一人立ち」は裏表の関係にあります。誰もいない、誰も見ていないところにも、本当に闘わなければいけない場があるのです。勇気を振り絞って挑戦してほしいのです。本当の団結はそんなところから生まれてくるはずです。クラスの目標も自分の理想も高ければ高いほどいいのです。
 学校生活の三年間は忙しい毎日が続きます。行事から逃げることなく、かといって行事に逃げ込まないで欲しいのです。本当の団結も自分の目標実現もその中でしか生まれないのです。そのような中から、クラスを盛り上げ生涯にわたる友達をさらにたくさん作ってほしいと思います。その姿が後輩に感動を与え、武蔵丘の立派な伝統として受け継がれていくのです。