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武蔵丘同窓会
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ごあいさつ

同窓会会長 北村輝男(高校22回生)

 武蔵丘同窓生の皆様、お元気でお過ごしでしょうか。昨年6月の総会において同窓会会長に選任されました高校22回生、北村です。宜しくお願い致します。
 この一年を振り返ってみますと同窓会の活動と存在が会員の皆様に深く浸透していない事を痛切に感じます。各期ごとに幹事をおくことになっていますが全ての期に幹事がいるわけではありません(『銀杏』役員等一覧を参照)。その空席を埋めるためには、同期同士がしっかり連絡をとり、多くの会員が参加できる体制づくりが必要です。また、同窓会は皆様から頂く会費及び寄付金が活動資金です。しかし、会費納入者数は10年前と比べると会員数は増えているにもかかわらず、約300人位減っています。この減収の対策として「寄付金」を募る事で凌いでいるという状態です。なお、一時期、卒業生の加入率が減少したこともありましたが、現在は高校のご協力を得て、ほぼ全員が加入しています。今後も、会員の皆様に同窓会活動を理解して頂き、財源の確保にご協力くださいますようお願いする次第です。
 さて、同窓会の活動内容ですが、主なものとして①総会/講演会/懇親会、②母校武高祭への参加、③同窓会誌「銀杏」発行、④母校への支援がございます。昨年は同窓会懇親会の後、卒業30年目を迎えた高校37回生の同期会が開催され、同窓会としてその後押しおよび、お手伝いをする事ができました。今年は高校38回生の同期会の準備が進められております。また、毎年「総合的学習の時間」と題し、卒業生の方に現役1年生のHRで様々なテーマで講話をしていただいております。今年の2月に行われた講話では4名の方が熱弁を奮って下さいました。さらには学校説明会に来られた中学3年生に「この鉛筆が使えなくなるまで勉強して本校合格をめざす様に」という意味を込めて配っている「合格祈願鉛筆」は、同窓会が毎年用意しています。加えて、今年は「東京校歌祭」に参加することが決定し、若手を中心に混声合唱の練習が行われています。以上、同窓会活動の一部ではございますが、常に同窓会員相互の親睦を図り母校の発展に寄与できる体制づくりを考えていきたいと思います。
 会長として1年を終えたばかりですがこの重責を微力ではございますが務めて参ります。会員の皆様のご協力ご支援を賜りますよう宜しくお願い申し上げます。

 

武蔵丘高等学校校長 石井 茂光


マナーを考える


 今、ゲーム機にスマホやミュージックプレーヤーなど、個人が僅かな時間や場所を活用して楽しむ機器が全盛の時代と言えます。高校生は勿論のこと、小学生から大人まで年齢に関係なく歩いている時も座っている時も、家の中でも外出先でも、いつでもどこでも楽しんでいます。このような中、テレビ、新聞やネット上で、これらを使用する人たちのマナーに対する批判をよく耳にします。例えば、公共交通機関の中で、シャリシャリ、シャカシャカ音が耳障りとか、お年寄りに席を譲ろうとしない若者や大人が多いとか、他人への思いやりに欠ける行動に対する批判です。
 本校にも時折、副校長や生活指導主任のもとへ、学校外における在校生の行動やマナーなどについて苦情が寄せられます。最近では、自転車の並走、傘差しなどの自転車での通学マナーについてしっかり指導してほしいという要望や注意されたら素直に聞き入れて欲しいなど、態度についての声です。
 このような事は、少しの心遣いがあれば簡単に解決するはずですが、そこまで心が及ばないために、他の人を不愉快な思いをさせてしまっています。だれかが、その行為の不適切さ気づき気配りをすれば、周囲の人々はそのような感情はもちません。
 私が先日、寄席を楽しんだ時のことです。偶然、帰り際に寄席のトリをつとめた噺家さんと私を含めた大勢の客が同時にエレベーターを待つことになりました。かなり待ち時間のあとようやくエレベーターに乗れることになり客が殺到してしましました。定員オーバーのブザーが鳴り響く中、客は誰一人、エレベーターから降りようとはしなかったのです。すると、すぐさま扉の近くに乗った噺家さんが「私が降りましょう。お客様が降りて私が乗っていたのでは申し訳ありませんから。」と言ってエレベーターを降りていったのです。私は、日本の伝統芸能の世界に生きる芸人の方々が持つ「粋な姿」を感じました。客を大切にする姿勢は当然のこととして、一つのエレベーターの場を譲ることで、周囲に快い余韻したその噺家さんは、おそらく評価をまた一段高くしたことに違いありません。
 マナーを無視したり逸脱したりする行為や姿勢は、どんなにかっこうをつけてみてもそれは滑稽なだけで、虚勢を張っているようにしか映らないし、最も若者にふさわしくない行為です。
 今後とも、学業や部活動・行事といったことは大切なことですが、人としての在り方・生き方の基本を重視にして生徒を育てていきたいと考えています。